HOME  /Welcart
 /Welcartの投稿ページの構造と検索機能制限
2020年11月10日

Welcartの投稿ページの構造と検索機能制限

WelcartはWordPressの「固定ページ」と「投稿ページ」のみで作られております。

また「投稿ページ」のカテゴリで「製品」と「ブログ」等に分けて管理する仕組みを採用しています。

1.投稿ページのカテゴリ構造と表示プログラム

投稿ページのカテゴリは下記の様になっています。

①Welcart商品カテゴリ

事前に登録されているカテゴリは下記です。

意味
item 商品
itemreco お勧め商品
itemgenre 商品ジャンル
itemnew 新製品

■ユーザの商品カテゴリは「itemgenre」の下に作成します。

 

②ブログカテゴリ

以前は「blog:ブログ」が設定されていましたが、現在は未設定です。

任意のブログカテゴリを設定して下さい。

今後、これが利用できる様にカスタマイズしていきます。

 

③お知らせ

以前は「infomation:お知らせ」が設定されていましたが。現在は未設定です。

任意のお知らせカテゴリを設定して下さい。

今後、これが利用できる様にカスタマイズしていきます。

 

 【参考情報】

投稿ページを表示するプログラムは下記になります
①商品  :welcart_basic¥wc_templates¥wc_item_single.php
②ブログ :welcart_basic¥single.php
③お知らせwelcart_basic¥single.php
「ブログ」と「お知らせ」は同一のプログラムの為、混在して表示されます。

よって、これをどうするか?がカスタマイズのポイントになります。
尚、上記プログラムをカスタマイズする場合は、フォルダも含めて子テーマにコピーしてからプログラムを修正します。

 

2.検索機能の構造

上記で説明した様にWelcartは「商品」と「ブログ」及び「お知らせ」が同じ「投稿ページ」で管理されているので、単純に検索するとこれらが混在します。

そこでWelcartの検索機能は、item(商品)だけを検索する様にWordPressの仕様を変更しています。

 

これを定義をしているのが「functions.php」に記述されている下記の部分です。

 

1.itemに限定する設定

/***********************************************************
* pre_get_posts
***********************************************************/
function welcart_basic_query( $query ) {
 $item_cat = get_category_by_slug('item');
 $item_cat_id = $item_cat->cat_ID;
 if ( is_admin() || ! $query->is_main_query() ) {
 return;
 }
 if ( $query->is_search && !isset($_GET['searchitem']) ) {
 $query->set('category_name','item');
 }
}
add_action( 'pre_get_posts', 'welcart_basic_query' );

上記のキーは茶色の所です。

記述されている意味は「search」の画面の所で且つ、検索ワードがNULLでない場合は、はカテゴリが「item」の物だけをqueryにセットしなさいという記述になります。

 

2.検索フォームの設定

function get_head_search_form() {
	
    $form = '<form role="search" method="get" action="'.home_url( '/' ).'" >
		<div class="s-box">
			<input type="text" value="' . get_search_query() . '" name="s" id="head-s-text" class="search-text" />
			<input type="submit" id="head-s-submit" class="searchsubmit" value="&#xf002;" />
		</div>
    </form>';

	echo $form;
}

上記プログラムでは下図の様な検索ボックスを表示します。

 

3.上記設定がもたらす影響

ECサイトはブログで集客する方法が最良のSEO対策と言われています。

しかしwelcart_basic_queryが設定されている為にこれが実現できません。

そこでこれらをどう解決するか?は今後解説していきます。

以上でこのドキュメントの説明は完了です。

関連ドキュメントはメニュの「Wordpress(応用編)タブ」か下記の関連記事一覧から探して下さい。

又、このサイトには、Google広告が掲載されています。

この記事が貴方の参考になりましたら、広告もご覧頂ければ幸いです。


<関連記事一覧>

「wecart」に関連するドキュメントを表示しています。尚、このページネーションはJquryで制御しています。

Welcartには、カートを空にするクラス関数が用意されています。ここでは、この関数の使い方を解説しています。

Welcartの商品一覧ページに購入ボタンを配置する為には「usces_direct_intoCart」を利用しますが、この関数は必須オプションのチェックは行ってくれません。それをうまく行える方法を解説しています。

welcartで用意されているカート投入ボタンはwhile(usces_have_skus())ループの中でしか使えません。しかしforeachの方がカウンター処理がしやすいのでこれが使えるカート投入ボタンを作成しました。

welcartの購入数量指定はテキスト入力です。これをボタンで数値入力ができる様にしました

welcartの中ではどれ位のポイントが付与されるのか?どれ位の金額が値引きされるか?の表示がありません。そこでこれを表示する関数を作成しました。

welcartで用意されているSKU価格の表示関数はwhile(usces_have_skus())ループの中でしか使えません。しかしforeachの方がカウンター処理がしやすいのでこれが使えるSKU価格の表示関数を作成しました。

Welcart_basicテーマは、SKUが複数あると縦にダラダラと長く表示される問題点があります。そこでSKUを分解し、どのSKUを表示するのか?をラジオボタンやセレクトBOXで選択できる様にカスタマイズします。

welcartで用意されている業務パックデータの表示関数はwhile(usces_have_skus())ループの中でしか使えません。しかしforeachの方がカウンター処理がしやすいのでこれが使える業務パックデータの表示関数を作成しました。

Welcartでは業務パック割引(購入数量割引)という機能があります。この機能を使うとカートページにGPマークが表示させますがこのマークを任意のアイコンに変更する方法を解説しています。

カートに商品を投入すると、商品名は①商品名②商品コード③SKU名④SKUコードを合わせた文字列が商品名として表示されます。これをカスタマイズする方法を解説しています。

Welcartのカートへの投入ボタンのプログラム解説と、色と文字を変更する新しい関数の作成方法を解説しています。

welcart_basicのオプション表示は、入力必須をチェックしてもユーザから見て判りません。またチェックボックスやラジオボタン表示に一部、おかしい所があります。ここではこれらの修正方法を解説しています。

Welcartにはポイントを付与し、商品購入時にそのポイントを利用する仕組みがあります。又キャンペーン設定でポイントをn倍にしたり価格を値引く仕組みもあります。ここではそれらの概要と問題点及び解決策を解説しています。

Welcartでは業務パック割引(購入数量割引)という機能があります。これは、指定した数量以上を購入した場合に価格を値引く仕組みですが、業務パック割引という言葉はあまりなじみがないのでこのメッセージを変更する方法を解説しています。

Welcart_Basicの購入数量は数値入力です。しかしスマホではこのような入力方法は面倒なので+/-ボタンで購入数量が変更できる様に変更した事例を紹介しています。

Welcartでは個別商品画面に商品オプションやカスタムフィールドを追加する事ができます。ここではその追加方法を解説しています。

Welcartで個別商品表示画面から、商品マスタ編集にジャンプする事ができるとコンテンツ編集効率が飛躍的に向上します。しかしWelcartではこの機能が提供されていないのでこれを可能になる関数を作成します。

ここではWelcart商品を価格順に並び替える為に、WordpressのメタデータにWelcartの価格データを自動的に登録する関数の作成方法を解説しています。

ここではWelcartのキャンペーン商品設定の方法と、設定された商品リストを表示する関数を作成する方法を解説しています

ここではWelcartの商品カテゴリを指定して商品リストする関数を作成しています。全商品、おすすめ商品、新製品及び商品カテゴリが対象となります。

ここでは売れている商品をWelcartのDBから読み出して「売れ筋商品」としてリストする関数を作成する方法を解説しています。

Welcartには関連商品という概念はありません。そこで個別商品を表示した時に、その商品と同じカテゴリの商品を「関連商品リスト」として表示する関数を作成する方法を解説します。

Welcart_basicのメニュをカスタマイズする為にはどの様な仕組みで作られているか?を知る必要があります。そこでここではメニュの仕様を解説しています。

ここではWelcart_basicのカートボタンの「色」と「文字」を変更する関数の作成方法を解説しています。

カートボタンをカスタマイズする為には、このカートがどの様に作られているのか?を知る必要があります。そこでここではその仕様について解説しています。

Welcartで会員システムを使うのであれば、ログイン後の画面に現在使えるポイント数が表示されているのが親切です。そこでここではwelcart_bascで保有ポイントが表示されるようにカスタマイズしたサンプルを解説しています。

welcart_basicの会員システムをカスタマイズする為には、この機能がどの様に作られているか?を知る必要があります。
そこでこのでは会員システムの仕組みについて解説しています。

Welcart_basicの検索機能をカスタマイズする為には、これがどの様に作られているのか?を知る必要があります。ここではその仕様を解説しています。

welcart_basicは商品だけしか検索対象としていませんが、ここではページの情報を読み込んで、カテゴリ別に検索できる様にカスタマイズする方法を解説しています。

ここでは「welcart_basic」の「category.php」がブログ用のサイドーバーが使われてない問題点を修正方法を説明しています。また「welcart_basic」がどの様な構造になっているか?も併せて解説しています。

ここではwelcartの.検索機能制限の解除、カテゴリが製品か否かの判断関数、上位カテゴリの取得関数、.商品カテゴリの取得関数の作成方法を解説しています。

ここではWelcartで用意されている関数を解説しています。

Welcartのファンクションはfunctions.phpからincフォルダにあるファンクションをインクルードしています。この辺の構造を商品表示の設定例で解説しています。

Welcartのホームページと事前に作られている固有のページを解説してます。特にカートページやメンバーページ及びお問い合わせフォームの作り方も解説しています。

ここではWelcartの商品画像を「slick」でスライドさせる方法を解説しています。スライド方法は下記の2つを解説しています。①.slickオプションだけでスライドさせる。②slickイベントやメソッドを使ってスライドさせる。

welcart_basicのカスタマイズ→ヘッダ画像で設定したヘッダ画像を「slick」で自動スライドさせる方法を解説しています。

「slick.js」はjqueryでスライド動作を指定するプラグインです。ここでは「slick.js」のインストールから、設定方法及び「slick.js」のオプションを解説しています。またslickのメソッドやイベントの使い方の説明しています。

ここでは「Welcart basic」の子テーマの作成方法を解説しています。

Welcartの商品画像適用ルールと「Media Library Assistant」による画像管理、及び商品画像の登録方法を解説しています。

Welcartで商品登録を行う前に.Welcart Shopの「基本設定」、「配送設定」及び「.商品カテゴリ」の登録が必要で、ここではその登録方法を解説しています。

ここではWelCartの商品の登録の仕方を解説しています。

WelcartはWordPressを使った無償のe-Commerceシステムです。ここでは「Welcart」の「インストール」と無償テンプレート「Welcart_basic」について解説します。

ここでは「Welcart_Basic」の「メニュ」や「ウィジェット」及び「ヘッダ画像」の使い方を解説します。