2022年03月25日
Actionフック:admin_init
アクションフックの admin_init は、ユーザーが管理画面にアクセスする時にフックされます。
このアクションフックは
①管理画面の「投稿編集」で使われるビジュアルエディタを変更する
②管理画面を操作できる人を限定する
等で利用します。
1.このアクションフックで良く使われる関数
基本系は下記になります。
function ○○(){ // ここで下表にある関数で各種設定を行います。 } add_action( 'admin_init', '〇〇' , $priority , $num );
■ $priority は実行順序でデフォルトは10です。
■ $num は参照変数の数ですが'admin_init'には参照変数はありません。
■このアクションフックでよく利用される関数には下記の様な物があります。
WordPress関数 | 解説 |
remove_editor_styles() | すべてのビジュアルエディタのスタイルシートを削除します。 |
add_editor_style() | ビジュアルエディタのスタイルシートを指定します。 |
事例
下記事例は管理画面の「投稿編集」で使われるビジュアルエディタを変更する設定です。
function my_styles() { remove_editor_styles(); //親テーマのエディタスタイルシートの削除 add_editor_style( 'my-editor-style.css' ); //新たなスタイルシートの追加 } add_action( 'admin_init', 'my_styles' );
■上記は、総てのビジュアルエディタを削除し、新たに「my-editor-style.css」をビジュアルエディタとして利用する設定です。